getout












◆解説・感想
2017年公開 アメリカ映画。監督ジョーダン・ピール 出演ダニエル・カル―ヤ 他。ホラーとしてますが、グロい描写やモンスターなども出てくることなく、強いて言えば”倫理”や”人間の暴走”にスポットを当てたホラー映画かなあと思います。あとテーマとして”人種差別”もこの映画ではものがたっていると思います


ゲット・アウト 予告動画


◆登場人物
クリス・・・黒人青年

ローズ・・・白人女性。クリスの恋人

ローズの父親・・・脳神経外科医

ローズの母親・・・精神科医。催眠療法もできる


◆ストーリー <ネタバレあり>
~序章~
夜 郊外
一人の黒人男性が歩いている。周りには誰一人いなかった
一台の車が通り過ぎたかと思えば、Uターンし戻ってきた
黒人男性の歩くスピードに合わせ、車はついてきた
「やばいぞ」
黒人男性は方向転換して歩いた。車を見て舌打ちする。車のドアが開いていた
黒人男性は後ろから襲われ気を失った

~本章~
「僕が黒人なのは親に話した?」
「いいえ」
クリスの質問にローズはそう答えた
「黒人の彼氏は初めてなんだろ?」
「そうよ。でもパパは差別主義者じゃないわ。大丈夫よ」
クリスは少し安心し、二人はローズの家へ向かった

ローズの家へと到着する
ローズの両親はクリスをやさしく迎え入れてくれた

ローズの父親が家や家の周りを案内しれくれた。森の中にポツンとあり周りから干渉されることはなかった。また使用人が二人いたが、二人とも黒人だった
「彼らは私の親の介護の為に雇ったんだが、親が亡くなってもそのまま雇っているんだ」

週末にパーティーをするので、クリスもそれに参加することになった

夜。目が覚めたクリスは庭に出て一休みした。家に戻るとローズの母親に声をかけられた。向かい合わせに座る。話しているうちにクリスは催眠術にかけられた
なぜか体が動かなくなる
「床に沈むのよ」
そう言われると、クリスの意識は真っ暗な何もない、まるで海の底のようなところへ沈んだ
ずっと遠くにローズの母親の姿が見える
「そこは”沈んだ地”よ」
クリスはもがいた。だが声も出ず、上にも行けない
気付いた時はベッドに戻っていた

ローズに催眠術をかけられたことを話した
ローズは母親の代わりに謝った
もう一つ気になることも話した。使用人の二人の様子がどうも気になると。特に男の黒人使用人はローズと付き合っている自分に対して敵意を持っているようだと
結局、思い過ごしで忘れることにした

パーティーが始まった
客人が使用人とハグしているのは少し妙だった
ローズがクリスを客人に紹介していく
客人たちは妙にクリスに興味を持っていた

クリスは客人の中に一人の黒人男性の後ろ姿を見つけた
声をかけた
「クリスです」
「ローガン・キングです」
振り向くと若い黒人男性だった。どこかで見たような顔だったが思い出せなかった
夫人は年を取った白人女性だった
黒人流の挨拶をしたが、彼は分かってなかった

クリスはローガン・キングと名乗った黒人をこっそりと写真を撮ろうとした
カメラのフラッシュを切り忘れ、一瞬光ってしまった
「ゲット アウト(出ていけ)!」
急にその黒人はクリスにつかみかかってきた

しばらくするとその黒人は落ち着いた
ローズの父親はフラッシュが刺激となり、不安で攻撃的になったのだろうと説明した

クリスは友人に電話した
「何だか妙な連中ばかりだ。ここの黒人も様子がヘンだ」
クリスはもう家に帰ろうと思った
ローズに話した。ローズも置き去りにせず一緒に連れて帰ると誓った
ローズはクリスを抱きしめて言った
「もう帰りましょう」

ローガンの父親と客人たちはオークションをしていた
オークションにかけられていたのはクリスだった

その夜
パーティーも終わり客人たちは帰って行った

クリスはローガン・キングの写真を友人に送信した
すぐに電話がかかってきた
「彼はアンドレだ」
「思い出した。でもヘンだぞ。ありゃ別人だ。30も上の白人女と一緒だったぞ」
ちょうど携帯の電池が切れてしまった

クリスはローズにすぐにこの家を出ようと言った
ローズはカバンを取りに行った
クリスが荷造りをしていると、ふと写真を見つけた
その写真にはローズと今まで付き合った男の写真があった
彼氏はすべて黒人だった
その中に使用人の男と一緒に写っている写真もあった
使用人の黒人女性と一緒に写っている写真もあった

ローズが戻ってきた
家を出ようと玄関まで行くと、ローズの家族が待っていた
「ローズ、車のキーを早く渡してくれ」
「鍵は渡せない」
家族全員がグルだった
クリスは捕まり地下へと連れて行かれた

友人は心配になり何度もクリスに電話するが、クリスは出なかった
”アンドレ”のことを検索すると、現在行方不明だということが分かった


ゲット・アウト(吹替版)


<ここから完全ネタバレです>

地下室
クリスは椅子に縛られ動けない状態だった
目の前にあるテレビに映像が映る。一人の人物が映っていた
「私はローマンだ。これを見てる君はとまどっているだろうね」
ローマンはローズの祖父だった
「君が選ばれたのはその優れた肉体のせいだ。私たちの結社はつい最近すばらしい事が出来るようになった」

友人は警察へ行った
クリスと現在連絡がとれないことを説明し、半年前に行方不明になったアンドレの写真を見せた
なぜか年上の白人女性と結婚していることを伝えた
警察はこの黒人男性はうまいことやったと笑って聞いていた
友人は真剣に彼らは黒人を誘拐し洗脳していることを必死で説いた
やっぱり警察は笑い、真剣に取り合わなかった

地下室
テレビにパーティーに参加していた客人の1人が映る
「これから行われるのは言わば”移植手術”だよ。この手術で私は君になる。だが君は死ぬ訳ではない。見えるし、聞こえる。君はいわゆる”沈んだ地”にずっといることになる」
「異常だよ」

クリスを手術室へ運ぶ途中に、クリスは逃げだした
ローズの父親を殺し、母親も殺した

ローズは次の獲物をネットで物色中だった

クリスは車に乗り逃げる
使用人の黒人女性が突然前に飛び出してきてひいてしまう

外で何か音がしたことに気付くローズ

クリスは放っておけず、使用人を助手席に運ぶ

ローズはその様子を見ていた
「おばあちゃん」
銃を手に後を追う

助手席にいた黒人女性が目を覚ます
「よくも私の家を壊したわね!」
黒人女性が襲ってきて、車は木に激突してしまう

クリスが気づくと黒人女性は死んでいた
銃声が聞こえた
クリスが車の外へ出ると、ローズが銃を構えていた
逃げるクリス

「おじいちゃん」
ローズがそう言うと、使用人の黒人男性が走って行きクリスを捕まえた
クリスと使用人が争いになる
クリスは使用人に向けフラッシュをたいた

フラッシュは”沈んだ地”から本来の彼を呼び起こすのだ

ローズが銃を構え近づいてくる
「私がやる」
黒人男性はそう言って、ローズから銃を受け取る
そのままローズに向けて銃を撃った
続けて自分に向けて銃を撃った

ローズはまだ生きていて、銃を手にしようとしていた
その前にクリスがローズの首を絞める
ローズは笑っていた
クリスはローズを殺すことは出来なかった
ちょうどその時、クリスの友人が車で駆け付けた
クリスは車に乗り友人と家へと戻った
ローズは息絶えた

~おしまい~