sumaho












◆簡単紹介
2018年公開 監督中田秀夫 出演北川景子、田中圭、千葉雄大 他。スマホを拾った人が連続殺人犯で落とし主の彼女を狙うといった話で、加えてラブストーリー、彼女の秘密の過去が盛り込まれている感じです

スマホを落としただけなのに予告動画



◆登場人物
富田 誠

稲葉 麻美・・・誠の彼女

杉本 加奈子・・・麻美の会社友達

武井 雄哉・・・麻美の学生時代の先輩

浦野 善治・・・セキュリティ会社勤務

加賀谷 学・・・新人刑事

◆ストーリー <ネタバレあり>
誠は会社のプレゼンに向かう途中、タクシーにスマホを置き忘れてしまう

麻美が誠の携帯に電話をかける。知らない男がでた

誠の会社のPCに麻美からメールがきていた。スマホを拾った人と連絡をとり返してもらうという内容だった

スマホは無事戻ってきて、麻美と食事に出かけた
誠は麻美にプロポーズをした。”もう少し時間が欲しい”という返答だった
誠は”待つ”と答えたがショックの色は隠せなかった

(ある部屋)
PCの前に男が座っていた。誠のスマホを追跡していた

10日前
男の手にあるスマホに着信音が鳴る。発信元は稲葉麻美
「このスマホはタクシーの中で拾ったというか・・」
「今からそのスマホ取りに行っても構いませんか?」
「それなら今から言うカフェの店員に預けておくので取りに来てください」
電話を切った後、男はスマホ画面の麻美の黒くて長い髪をなぞる
男はスマホのデータをPCへ取り込んだ
麻美の写真がいくつもあった。麻美には左肩に3つのホクロがあった

現在
山中で遺体が発見された。警察の捜索で全部で5人の遺体が発見された
いずれも10代~30代の女性、長い黒髪、下腹部への刃物による刺し傷、身元を特定できる遺留品は無かった
警察はすぐに捜査を開始した。その中に加賀谷という新人刑事がいた

長い黒髪、、、
加賀谷には過去があった。加賀谷は子供のころ母親から邪魔者扱いされていた
”あんたなんか産まなきゃよかった”
子供の加賀谷は泣いてる母の長い黒髪を撫でた

麻美は加奈子の勧めで”ソーシャルブック”というアプリを再開した
武井雄哉という人物から友達申請が来た。麻美はその名前を見て不安な表情を浮かべた

(警察署)
半年ほど前から一人の風俗嬢が行方不明だと分かった。外見的特徴が今回の被害者と似ていた
行方不明後も母親とメールのやりとりをしていた。犯人が彼女になりすましているのだと推測された
すぐに令状を取り携帯の位置情報を調べた

(ある部屋)
風俗嬢の母親から携帯に電話が入る。男はその携帯をすぐに壊した

(警察署)
5人の内一人はその風俗嬢だとDNA鑑定で判明した。また携帯の位置情報は証拠隠滅をはかられ掴めなかった

(ある部屋)
男は麻美へ偽のメールを送り、ソーシャルブックのパスワードを手に入れる
パスワードは"minayo0118"
「ミナヨ・・・?」

麻美と加奈子が食事に行くと男性が二人待っていた。その内の1人は武井雄哉だった
麻美は武井の顔を見て驚きの表情を見せた

しばらくして、麻美と武井の二人になった
「ミナヨちゃんの事気にしてんの?彼女が自殺したときは驚いたよ。彼女とは一緒に住んでたんだよね」
麻美は席を立ち、走って店の外へ出ていった

誠の携帯がウィルスでロックをかけられ金銭を要求された
加奈子のツテでセキュリティ関係の浦野という人が来てくれた
すぐにロックを解除してくれてスマホは元に戻った

(ある部屋)
武井のソーシャルブックを開いていた
その中に”MINAYO”というフォルダーがあった。ベッドで寝ている女性の写真があった。左肩に3つのホクロがあった
麻美の写真とミナヨの写真を並べ見比べる。ホクロの位置は全く同じだった
男はミナヨを調べた。女の名前は山本美奈代。新聞記事に借金を苦に投身自殺したとあった
男は笑った

今度は麻美の携帯にロックがかかった
浦野に相談しすぐに解決してくれた。さらにその犯人の発信元を割り出し警察に通報してくれた

<ここから完全ネタバレです>

警察は通報のあった容疑者宅へと向かった。容疑者は服毒自殺していた
部屋にはいくつもの携帯がみつかった。PCに被害者の写真があった

警察は裏付け捜査に入り、容疑者の勤務先へと伺った
ロッカーには金髪のショートカットの女性の写真がいくつもあった
「こいつは犯人じゃない」

麻美と浦野はしばらく酒を飲みながら会話をしていた。突如浦野がヘンな事を聞く
「稲葉さんのパスワードってminayo0118じゃないですか」
「なんで知ってるの?」
「あなたと美奈代さんの秘密が分かったんです。調べているうちに」
麻美は急に眠けが襲ってきた

麻美が目を覚ますとどこかの部屋に監禁されていた
黒色の長髪のかつらをかぶった浦野が前にいた

浦野はお母さんのことがとても大好きだった。黒い長い髪だった。だが母親にとってはただのお荷物だった
「あんたなんか産まなきゃよかった」母親からそんなことを言われていた

浦野は外へ出かけた。麻美の死体を入れる穴を掘る為に

警察は通報メールの発信源を突き止めた。そのビルの監視カメラを確認しに向かった

監視カメラに酔いつぶれたであろう長い黒髪の女性が男に介抱されているのが映っていた
男はその女性を車に乗せた。警察はすぐにその車をNシステム※で追跡した
※自動車のナンバープレートを自動的に読み取り、手配車両のナンバーと照合するシステム

麻美のもとに誠がやってきた。追跡アプリで場所を知ることが出来た
「いったい誰がこんなことを?」
「浦野って男よ」

浦野が姿を現わした
「来ると思ってたよ」
浦野は前に誠のスマホをチェックした時に追跡アプリが入っていることに気付いていた
あえて誠をここに来させたのは麻美の秘密をばらすためだ
「私が自分で話すわ」
浦野は椅子に座り見物することにした

「本当の稲葉麻美は5年前に死んだ。私は整形して彼女になったの。私の本当の名前は山本美奈代。私と麻美は学生の頃から一緒に暮らしていたの。社会人になり私は武井さんと再会した。でも私は彼にとって大勢の中の1人だった。彼の子供をおろした。悪いことは重なり麻美は株で大損をして、私名義の借金をしていた」
私は麻美に「人生を返して」とせめた。なぜそこまで言ったのか今では後悔していた
「ホントにごめんね。私の人生をあげるから」
麻美は電車に飛び込み自殺した
遺体の損傷は激しく顔の判別はつかなかった
私は稲葉麻美として生きる決心をした
「ずっと騙しててホントにごめんなさい」

話が終わると浦野が近づいてきた。まずは誠を殺そうとしていた

「警察だ。動くな」
加賀谷が銃を構えていた
加賀谷は捜査をするうち浦野のことが分かってきた。二人は同じような境遇で育った
だが今は対極の位置にいた。加賀谷が言う
「あんたなんか産まなきゃよかった」
その言葉に浦野は反応した。加賀谷に襲いかかる

浦野は警察に逮捕された。誠と麻美は無事保護されたが二人の間に会話はなかった

警察の取り調べで浦野というのは偽名で彼の本名は分からなかった

加賀谷が誠のもとを訪ねる。麻美の携帯を返しに来たが連絡がつかず部屋も引き払っているということだった。誠は自分が知らず知らずに麻美を追い詰めていたことに自信を無くしていた
加賀谷は誠に稲葉麻美の携帯を渡した
「稲葉さんがあなたを想う気もちに偽りはないと思いますよ」
麻美の携帯には誠の何気ない様子の写真がいくつもあった

誠は麻美を捜し出した
「俺と一緒に生きよう」
「私も富田くんと一緒にいたい」