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◆解説・感想
1973年公開 ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード出演。第46回アカデミー賞7部門受賞。コメディとしてますが日本人がイメージするコメディとはちょっと違い、笑うような感じの作品ではないです。物語は殺された詐欺師の弟子による復讐劇ですが、それを軽いタッチでつくられてる感じかな~と思います。
1936年当時の1万1000ドルは現在の日本円(1ドル100円換算)で約2000万円です

◆登場人物
フッカー・・・詐欺師

ルーサー・・・詐欺師。フッカーの師

ゴンドーフ・・・大物詐欺師

ロネガン・・・ギャングのボス

スナイダー・・・刑事

◆ストーリー <ネタバレあり>
1936年9月 イリノイ州
フッカーとルーサーはある男の手持ちの金を騙しとった。後で確認すると1万1000ドルもあった

フッカーは気が大きくなり、だまし取った金の一部3000ドルをルーレットにかけた
場の空気が変わる。店側は受けて立ちイカサマを使いフッカーは一瞬にして3000ドルを失った

一方、1万1000ドルを騙しとられたのはギャングの運び屋で、すぐにギャングのボス・ロネガンの耳に入った。ロネガンはその詐欺師を始末するよう指示を出した

フッカーはルーサーの家へ金を分けに行った。ルーサーはこれを最後に引退すると言い、ゴンドーフという詐欺師を訪ねろとアドバイスをくれた。フッカーはルーサーと組みたがったが、ルーサーの意志は固かった

帰り道、フッカーはスナイダー刑事に大金をせしめただろう?と聞かれた
「お前たちが騙し取った金はロネガンの金だ」

フッカーは心配になりすぐにルーサーの家に戻った
すでにルーサーは殺されていた

フッカーはゴンドーフを訪ねた。ルーサーの仇を取りたい
ゴンドーフは話に乗ってくれた。相手は容赦なく人を殺すギャングのボス・ロネガン。だが、やるからにはとことん巻き上げると

ゴンドーフは昔の詐欺仲間を集めて、フッカーと合流し作戦会議を行った
ロネガンはポーカーが好きだった。きっかけが決まった。最後は競馬賭博で落とす

目立たない大部屋を借り賭場場を作り、サクラも集めた

ゴンドーフはロネガンに近づきポーカーゲームをする。酔ったフリをし、場の雰囲気を悪くし、さらにロネガンを挑発する。ロネガンはゴンドーフを潰す為、イカサマを仕込む

ゴンドーフの手元には3が4枚のフォーカード
ロネガンの手元には9が4枚のフォーカード
お互い賭け金を上げていき1万ドルを超える

ロネガンが手を見せる。9のフォーカード。ニヤリと笑う
ゴンドーフが手を見せる。11のフォーカード
ロネガンはゴンドーフをジッと見る。怒りでいっぱいだった
ロネガンは金を払おうとポケットの中に手を入れるが財布がなかった。電車の通路を歩いていた時、ぶつかった(詐欺仲間の)女性が財布をすっていたのだ
「あとで若いモン(フッカー)をよこすから、そいつに金を渡せ」
ゴンドーフはそう言ってその場は解散となった

フッカーがロネガンを訪ねる
「俺がヤツ(ゴンドーフ)を騙すのに手を貸してやろう」
「なぜ?」
「ヤツの店を乗っ取りたい。200万ドルは取れる」
ロネガンはゴンドーフに負けてイライラしていたこともあり話に乗ってきた。エサに食いついた

ロネガンは逃げている詐欺師を殺すため殺し屋サリーノを呼んだ
その殺そうとしている詐欺師が自分のすぐ近くにいるとは思ってもなかった

フッカーとロネガンがある店で会う
この店に電話がかかってくる。そいつが1着になる馬を教えてくれる
まずはテストとして2000ドル。それを(ゴンドーフの)賭場場で賭けるだけ
フッカーはそう説明して賭場場へ戻って行った

店の電話が鳴る
ロネガンがでる。馬の名前を聞きすぐに賭場場へ向かった

賭場場ではロネガンを受け入れる準備は整っていた
ロネガンがやって来た
ゴンドーフがロネガンに挨拶に向かった
「負け足りないのか?」
ロネガンは黙っていた。結果は電話で聞いたとおりだった

フッカーはロネガンのいるホテルに呼び出された
”タネ”を知りたがっていた。カラクリを教える
相棒が電信会社の中央局長でレース結果が入ってくる。それを2~3分押さえて知らせる。その後で結果を流す

フッカーがホテルから出て歩いているのを、車の中から見ている者がいた。黒い手袋をしていた

フッカーがよく行くダイナーに食事に行くと、見慣れない女性がカウンターにいた
その女性のことが気になった

スナイダー刑事にところへFBIがやってきた
FBIはゴンドーフを追っていた。最近はゴンドーフとフッカーが一緒にいることを掴んでいた
下手に動かれると困るのでスナイダー刑事も協力させることにした

ロネガンが賭場場へやって来た
今回は時間に間に合わず賭けることは出来なかった(実際は時間に間に合わないようゴンドーフが裏で操っていた)
結果は電話で聞いたとおりで、この方法を信用した
明日50万ドル持ってくるとフッカーに伝えた

フッカーは食事をしにあのダイナーへと行った。気になる女性がいた
店が終わった後、どこかへ行こうと誘ったが断られてしまった
ふと窓の外を見ると男の姿があった。殺し屋だ。女性に協力してもらい逃げ切ることが出来た

フッカーが家に帰るとスナイダー刑事が待っていた。FBIのところへ連れて行かれた
脅されたが口を割らなかった
FBIはルーサーの女房を刑務所へぶち込むと脅してきた
「汚ねえぞ」
フッカーはしばらく考えた
「せめてカモを騙した後に踏み込んでくれ」
FBIは了承した

<ここから完全ネタバレです>

フッカーは女性が仕事を終るのを店の外で待った。彼女の住むアパートまで行き玄関をノックした
玄関で話してると向かいに住むばあさんが顔を覗かせた
女性はフッカーを招き入れ一夜を共にした
そのアパートの向かいにある部屋から手袋をした男が監視していた

翌朝、フッカーが目を覚ますと女性の姿がなかった。金はとられてなかった
ダイナーに顔をだしたが女性の姿はなかった

フッカーが賭場場へ向かう途中の裏路地で、ダイナーの女性が歩いてきた
フッカーの後ろから手袋をした男が銃を構えて現れる。女性の額に命中した
「彼女は殺し屋のサリーノだ」
彼女の右手には銃が握られていた
フッカーは信じられないとった表情でサリーノの死体を見ていた
「昨日の晩にやれたのに」
「向かいのばあさんに見られた。彼女はプロだ」
「あんたは?」
「ゴンドーフに護衛を頼まれたのさ」

FBIも賭場場へ向かった
ゴンドーフのカモはロネガンだと知り、いるとめんどうなのでスナイダー刑事にすぐに外へ連れ出すよう指示をだした

ロネガンも50万ドルの大金を用意し賭場場へ向かった

(賭場場)
ゴンドーフはタバコを吸ってリラックスしたいた
周りもおのおの時間を過ごしていた

フッカーが賭場場に入ってきた
フッカーとゴンドーフはお互い顔を見合わせ、ゴンドーフはニヤッと笑った

ロネガンがやって来たと連絡が入る
「やるぞ」

「第3レース ラッキーダンに単勝50万」
ロネガンはそう言ってトランクに入っている50万をみせた
受付の男は支配人(ゴンドーフ)を呼びに行った

ロネガンのところへゴンドーフがやって来た
「ラッキーダンに単勝50万賭けたい」
「受けられない。負けたら破産だ」
賭場場は静まり返っている
「意気地のないイカサマ師だな。お前は」
ロネガンはゴンドーフを挑発する
「オッズは?」
受付の男は「4対1です」と答えた
「受けろ」

レースが始まった
「動くな!」
FBIが突入してきた。フッカーを見て行ってよしと声をかけた
ゴンドーフは裏切り者の顔を見た。そして銃を取り出しフッカーを撃った
FBIがゴンドーフを撃った
二人は死んだ
スナイダー刑事はロネガンに「いちゃまずい」と言って外へ連れ出した

スナイダー刑事とロネガンが遠くに行ったのをドアの隙間から確認する
「もう大丈夫だ」
ゴンドーフとフッカーが起きた。周りからは笑いがおこる。ゴンドーフとフッカーも笑う
FBIもウソで詐欺仲間だった

すぐに賭場場の撤収がはじまった
ゴンドーフとフッカーの二人は分け前を受け取ることなくカバンを持って賭場場を後にした