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赤ずきん (字幕版)
赤ずきん (吹替版)
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◆解説・感想
2011年公開 アマンダ・サイフリッド、ゲイリー・オールドマン出演。グリム童話「赤ずきん」をベースに制作された作品。ホラー要素の他に、人狼は誰なのか?といったミステリー要素、主人公・ヴァレリーのラブストーリー要素もありといろいろと詰め込んである作品だと思います。

◆登場人物
ヴァレリー・・・赤ずきん。ピーターのことが好き

ピーター・・・ヴァレリーのことが好き

ヘンリー・・・ヴァレリーの婚約者。ヴァレリーのことが好き

ルーシー・・・ヴァレリーの姉。ヘンリーのことが好き

ソロモン神父・・・魔女や魔物を退治するプロ

◆ストーリー <ネタバレあり> 
村の娘がオオカミに襲われ死んだ。死んだのはヴァレリーの姉・ルーシーだった
生贄の動物を捧げているにもかかわらず

ヘンリーがお悔やみを伝えに来た。親が決めた婚約者だ
ヴァレリーは距離をとった。母親がアドバイスする
「お母さんも最初は夫を愛していなかった。他に好きな人がいた。でも、だんだん愛が芽生え、二人の美しい娘を授かったのよ」

村人たちはオオカミが裏切ったと復讐の狩りに出かけた

ヴァレリーは姉を失った悲しみをおばあさんに聞いてもらった。おばあさんは赤ずきんをプレゼントしてくれた

村人たちはオオカミを狩ることに成功した。ただ、ヘンリーの父親が犠牲となってしまった
ヘンリーは父親を目の前で殺され、何もできなかった自分を恥じていた

ヴァレリーは母親の悲しむ姿を見て気づく。お母さんの好きだった男性が誰か
「どうして私なの?姉さんはヘンリーのことが好きだったのよ。姉さんをヘンリーの婚約者にしてあげればよかったのに」
「それは出来ないの。もうあなたも分かるでしょ?」
姉はヘンリーの父親の子だった
お父さんはこのことを知らないので絶対言うなと口止めされた

狼の話を聞きソロモン神父がやって来た。狩った狼を見て”それではない”と否定した
神父は自分の体験談を話しはじめた

”私の村も狼の魔物に怯えていた。ある満月の夜、仲間と狼退治に出かけた
仲間は殺され、私は斧を無我夢中で振り回した。突然、狼は消えた
狼の前足を切り落としたからだ。その前足を持って家に帰ると妻は布で手首を包んでいた
狼の前足を見ると妻の手首になっていた。私は妻を殺した
狼の魔物の正体は人狼だ。君らが狩ったのはただの狼だ。人狼は君らの中にいる”

真っ黒なとても大きな狼が姿を現した。狼は次々に村人を襲っていった
ソロモン神父の一団が戦うが、それでも倒せない

ヴァレリーと友人の前に狼が現れる
「お前のことは知っている。ヴァレリー」
「しゃべれるの?」
ヴァレリーは狼の言葉が理解できた。友人にはうなり声しか聞こえなかった
「お前は村を出たがっている。私と一緒に行こう」
狼の目が人間の目になる。どこかで見た目だ
「いやよ」
「村人たちが死ぬぞ」
そう言って狼は姿を消した

翌日、ヴァレリーのもとにピーターがやって来た
「ここは危険だ、一緒に行こう」
ヴァレリーは狼の言葉を思い出す。”私と一緒に行こう”ピーターの目を見るが分からない
「ごめんなさい」
そう言って断った

ヴァレリーが水をくんでいる時にヘンリーが来た
ヘンリーはヴァレリーの気持ちが自分に無いことを分かっていて婚約を解消しにきた

ソロモン神父はヴァレリーが狼と会話をしたという情報を得た
狼の狙いはヴァレリーだと分かった。ヴァレリーは牢屋に放り込まれた

おばあさんが差し入れを持ってきた
「なぜ姉さんは一人であんな場所へ行ったの?」
「もしヘンリーに呼び出されたとしたら?狼は誰か突き止めるわ」
そう言っておばあさんは帰っていった

ピーターとヘンリーはヴァレリーを救うため救出作戦の準備にとりかかった

ヘンリーのもとにおばあさんが訪ねてきた
「ルーシーはあなたのことが好きで、あなたに呼ばれたらどこへでも出かけた」
「何が言いたいんです?」
「真実を知りたいのよ」
ヘンリーはおばあさんからある匂いを感じる。
「あの時の匂いだ。僕の父さんが殺されたときと同じ匂いがする」
そう言ってヘンリーは腕をつかんだ
おばあさんは捕まれた腕を振り払い去って行った

ソロモン神父はヴァレリーをエサに狼を倒そうとする
ピーターとヘンリーは救出作戦を実行する
ピーターは捕まり鉄でできた象の形をした牢屋へ入れられる
ヘンリーはヴァレリーを連れて逃げる
「僕と一緒に行こう」
ヴァレリーは狼の言葉を思い出す。半信半疑になりながらも一緒に逃げる

<ここから完全ネタバレです>

狼が現れた
ソロモン神父が立ち向かうが、右腕を噛みちぎられてしまう
狼はヴァレリーを連れて行こうとするが、教会の中へ入ってこれない
狼の前足が教会に入り火傷する。日が昇り始め、狼は去って行った

噛まれた者は狼になるゆえ、ソロモン神父は部下にとどめを刺された

ヴァレリーはおばあさんの夢を見た
おばあさんのことが気になり家を訪ねることにした
途中、あるモノを籠に入れた

ピーターは鉄の牢屋を抜け出しどこかへ消えていた

ヴァレリーは森の奥にあるおばあさんの家を目指した。ピーターが姿を現わした
「無事だったんだな」
ピーターは手袋をしていた
「近寄らないで」
「疑ってるのか?」
ピーターが近寄ってくる。ヴァレリーはナイフでピーターを刺した
ヴァレリーは走って振り返る。ピーターの姿はなかった

おばあさんの家につく
「おばあちゃん、大丈夫?」
奥から父親が姿を現わす
「なぜお父さんがいるの?おばあちゃんは?」
「仕方なかった。俺の正体を知ってしまったから」
父親の右手は火傷していた
「俺はもう村での生活が耐えれなかった。お前たち娘を一緒に連れて行きたかった。まずは姉のルーシーを呼び出した。狼になってルーシーに話かけた。が、ルーシーには言葉が通じなかった。俺の子じゃないと悟った。ついカッとなり殺してしまった。悪かったとは思う。
そして妻の浮気相手も殺した。そのときヘンリーは狼の匂いを知り、おふくろから同じ匂いを感じた
俺の親父も狼だった。おふくろはその匂いと長年暮らしてただけさ。おふくろは俺たちのことを全く気付いてなかった。おふくろもルーシーも傷つけたくはなかった」
ピーターが家の中に入ってきて父親に斧を振る。が、父親の力は人間よりはるかに強かった。ピーターは投げ飛ばされた
「お父さん!渡したいものがあるの」
父親が振り返りヴァレリーの傍までくる。ヴァレリーは籠を手に持っていた
父親の背中にピーターが投げた斧が刺さる
その隙にヴァレリーは籠からソロモン神父の右腕を素早く取り出す。神父の爪は銀の爪がついていた
父親に向かって刺した。父親は死んだ
ピーターは争いの最中、腕を噛まれていた
私が疑った時も、傷つけた時も、それでもピーターは私のことを・・

二人は父親の腹に石ころを詰め湖に沈めた
「僕は行かないと」

時はたち・・・
お母さんは父親はもう戻ってこないと悟った
ヘンリーは村人を守るため騎士の道へと進んだ
私はおばあさんの家で暮らしていた
「ヴァレリー」
どこからか呼ぶ声が聞こえた
目の前に真っ黒な大きな狼が現れた
私はその大きな狼を見て微笑んだ