gone girl












◆解説・感想
2014年公開。デヴィッド・フィンチャー監督。ベン・アフレック主演。結婚記念日の朝に妻が失踪します。夫が妻を殺したのか?真相は中盤くらいで分かります。物語はそこから一歩先というか、さらに深い怖い流れとなります。終盤に昔の恋人を殺害するシーンが出てきますが、結構血みどろになるのでそこは苦手な人はいるかも

◆登場人物
ニック・・・夫

エイミー・・・妻

マーゴ・・・ニックの双子の妹

テジー・・・エイミーの昔の恋人

◆あらすじ <ネタバレあり>

~日記~
2005年1月8日
彼と巡り合った。すぐに惹かれあった


7月5日 朝
結婚記念日5周年

結婚記念日には毎年、宝探しのイベントをしていた
ニックが家に戻ると、エイミーの姿がなかった
ガラステーブルが粉々に割れていた
ニックは警察に電話した

二人の警官がやって来た
家の中を見て回る
キッチンの棚にわずかだが血痕が見つかった

ーー日記 2007年2月24日
エイミーの母親は娘をモデルにした児童書を書き成功を収めていた。今回は児童書のエイミーが結婚をすることになった。それを祝うパーティーにニックと共に出席した。そのとき、ニックから結婚指輪をプレゼントされた。幸せだったーー

警察ではこれをすぐに”事件”と断定した
ニックも容疑者の1人である。いくつか質問された

ーー日記 2009年7月5日
周りから結婚とは妥協と大変な努力が必要だと言われた。希望を捨てよ。でも彼と私は違うーー

ニックは双子で妹のマーゴのとこで寝泊まりすることになった

警察はニックの家を調べていた。引き出しの中に”ヒント1”と書かれた封筒が見つかった

(7月6日 失踪1日後)
ニックは警察の指示により記者会見を行った

その後、警察署に行き”ヒント1”と書かれた封筒を見せられた。答えはすぐに分かった
ニックは警官を連れ、答えである事務所へ向かった。”ヒント2”の封筒と女性の下着があった
今度の質問の答えはニックは分からないと答えた

夜になりニックは自分の父親の家へ向かった。ヒント 2の答えであった。実はニックは分かっていた
あの女性の下着は愛人の下着かもと思い、次の答えは知らないフリをしていた
”ヒント3”の封筒があった。警察は尾行していて、すぐに家に来た
ニックは気づかれないよう封筒をズボンのポケットに入れ妹の家へと戻った
戻る途中、ニックはつぶやいた「あのクソ女め」

ーー日記 2010年7月18日
私たち二人は失業状態にあった。私の両親も出版社との契約が切れ、経済的に厳しい状況にあった。夫は堕落していき、無駄な買い物をたくさんし、夫婦関係も悪化していったーー

(7月7日 失踪2日後)
ボランティアも参加した大規模なエイミーの捜索が行われたが見つからなかった

TVではニックに対する疑惑・批判のコメントも出始めてきた

ーー日記 2010年9月23日
私とニックはミズーリのニックの家へと向かった。ニックの母親が末期ガンで会いに行ったーー

ニックの携帯にメールが入る。”今 外にいるの”
愛人が会いに来た。妹にばれないよう一夜を共にした

ーー日記 2011年10月2日
ニックの母親が死んだ。すでに夫婦仲は冷めていた。子供を作ろうと言った。こんな時期にと言い拒否され、私を突き飛ばした。怖かったーー

ーー日記 2012年2月14日
銃を買おうと思った。彼が私を傷つけるなんて。私は考えすぎ。でも銃があれば安心して眠れるーー

(7月8日 失踪3日後)
愛人を送り出す。直後に妹にバレる。女がいると知れたらおしまいよ。と言われる

警察ではキッチンに大量の血痕を拭き取った跡があったことが判明していた

夜の集会でニックはエイミーのことをとても愛していたことを皆に伝えた
決して失踪に自分はかかわっていないとも
その話をさえぎって、集会に来ていた一人の女性が叫んだ
「エイミーは妊娠6週目だったのよ!奥さんはどこに!?」
妊娠のことを知らなかったニックは逃げるように集会から立ち去った

家に帰り刑事と話した。なぜすぐにこれを事件と断定したか?
刑事は床を力強く足踏みをした。飾っていた小物が倒れた
奥さんが襲われ争ったなら、その跡が何かしら残るはず。なのにどこにも何の形跡もない。キッチンに大量の血があり誰かが拭いた跡があることも分かった。夫婦仲が上手くいってないことも聞き込みで分かった。カードで多額の買い物をして借金漬けなのも分かった。妻の生命保険金を釣り上げていることも分かった。医療機関のデータから奥さんが妊娠していることも分かった

ニックはカードのことは心当たりがなく、生命保険の釣り上げは妻の依頼だったというが、警察は信じなかった

警察が帰った後、ニックは”ヒント3”の封筒のことを思い出した
ニックはその答えを必死に考えた

警察は父親の家に来ていた。なぜニックは父親の家に来たのか?何か理由があるはずだ
警察は地下を調べに行った

ニックは答えを見つけた。妹の家の薪小屋だ
そこにはカードで買ったいろんなモノが置いてあった
5周年のプレゼントの人形とメッセージがあった
”今年の贈り物は船旅よ いざ 川上へ”
川上とは刑務所の隠語であった。ニックは妻の策略だと分かった

警察が地下にある焼却炉に気付く。ドアを開く。燃えかけの日記があった
ーー私は彼に殺されるかもしれない。彼は本当に私を殺すかもーー

<ここから完全ネタバレです>

(7月5日 朝)
私は死んだ。正確には”まだ失踪”だけど
エイミーは車を運転していた
怠け者で浮気者の夫は私を殺した罪で刑務所行きになるのだ

アイツにはふさわしい罰を与えよう
地元のバカ女と友達になる。その女に暴力を振るう夫の話をする。カードで多額の買い物をし、金銭的問題を作る。夫に私の保険金額を上げるようお願いする。妊娠の偽装は難しかったが、妊婦の尿をなんとか手に入れた。それを持って病院で検査してもらう。夫が出ていったところで、不自然な争った跡の偽装をする。血を抜き床にばらまき拭き取る。凶器を暖炉に入れ燃やす。最後に日記。おとぎ話の日々から、浪費、暴力とでっち上げる。少し燃やし警察が見つけやすように焼却炉に置く

すべてを見届けたら私は大量に薬を飲み湖に沈む
私の死体が見つかれば、ニックも死ぬ

彼は仕事を失ってから堕落し、巨乳の若い女と浮気し、私の人生を破滅させた。あなただけ勝ち逃げは許さない

エイミーは髪を染め、眼鏡をかけ、”ナンシー”と名乗りモーテルを借りた

(7月9日 失踪4日後)
ニックは弁護士に会いに行った。今までの経緯を話した。弁護士は笑いながら弁護を引き受けてくれた
ニックはエイミーが過去に付き合った男に会いに行った

トミーという男に会った。エイミーに騙され強姦魔に仕立て上げられ、つらい人生を送っていた
ニュースを見て”レイプの次は殺しか”とニックに同情していた

エイミーは自分の失踪TV番組を見て、ニックの立場が苦しい状況にあるのを見て喜ぶ
電話をとり「マーゴの家の薪小屋であやしい動きがある」と警察に密告した

(7月10日 失踪5日後)
ニックに弁護士が会いに来た。愛人の存在がまずいとアドバイスされた
先手を打って公開すべきだと。平行してエイミーの居所を捜すことにした

エイミーは隣人に運悪く大金を持っていることが知れてしまった。イヤな予感がした

(7月11日 失踪6日後)
エイミーは金を奪われてしまった。計画が大きく狂ってしまった
追い込まれたエイミーは高校の時に付き合っていた、テジーという金持ちを頼った

(7月12日 失踪7日後)
ニックはTV放送で愛人のことや、今回の件のことを話すつもりだった

エイミーとテジーが会う。殺されると思い夫から逃げたとウソを言い、事が大きくなり出れなくなったと
テジーは今でもエイミーを愛しており、別荘へ連れていった

愛人がTVでニックとの関係を謝罪していた。ニックには状況が悪くなった

(7月13日 失踪8日後)
ニックのTV放送は賭けであったがよい方へ転んだ。ニックの印象はましになった

警察が家宅捜索令状を持って妹の家へやって来た
密告があったので、それを調べに来た。薪小屋を調べるとカードで買ったものがあった

テジーはエイミーに復縁をせまった。20年私を待たせ、昨日私を選び、僕の元へと来たと
テジーは別荘へ引っ越すと言いだし、エイミーは追い込まれた

警察では真実のすべてを話した
日記に書かれている内容の確認を行った。暴力については否定した
警察は凶器の棒を押収していた。エイミー殺害容疑で逮捕された

(7月26日 失踪21日後)
弁護士の力により保釈された。エイミーの潜伏先を探しているが未だ不明だった

(8月3日 失踪29日後)
エイミーは作戦を実行するため準備を整えていた
自分からテジーを求めた。そしてテジーの首をカッターで切った

(8月4日 失踪30日後)
エイミーは血だらけの格好で自宅へ戻ってきた。報道陣の前で泣きながらニックを抱きしめた
「くそアマめ」
ニックは耳元で囁いた
周りには感動的な再会に見えた

病院に行きエイミーの診察が行われた
エイミーはテジーに誘拐され、監禁されていたと警察に話した。今までエイミー失踪事件を担当していた刑事は証言のおかしなところを質問するが
「あなたのような無能な刑事に任せると、無実の夫は死刑になり、私はおもちゃにされる」
と切り返される。周りの刑事はエイミーに同情し「以上だ」といい質問を切り上げた

ニックとエイミーは自宅前と戻ってきた。周りには多くの報道陣がいる
二人は報道陣に挨拶をする。周りから拍手が巻き起こる。家へ入り玄関のドアを閉める
「俺は出ていく」
「強姦魔から生還した妻を捨てて出ていく。そんなことしたらあなた破滅よ」

(8月9日 帰宅5日後)
ニック、妹のマーゴ、弁護士、エイミー失踪事件担当の刑事の4人が集まっていた
「彼女を怒らせるな」弁護士はそう言って去った
刑事に再捜査をお願いしたが、我々は失敗し、もうその権限が無いと言われた

(9月23日 帰宅7週間後)
今日はTVリポーターが家にくる予定になっていた
ニックは鏡の前で練習していた「彼女は人殺しのサイコ女だ」全てぶちまける気だった

インタビューの前にエイミーからプレゼントだと小さな箱をもらった
妊娠チェッカーが入っていた
以前、ニックは精子バンクを利用していて、それを使ってエイミーは妊娠していた
自分の子供が人質としてとられた

ニックはTVリポーターの前でいい夫を演じた
「私たちは子を授かりました」
周りから祝福を受けた。ニックの表情は暗かった