syatta












◆解説・感想
2010年公開。レオナルド・ディカプリオ主演。精神病院から女性患者が脱走し、部屋には謎のメッセージ。ミステリー感がすごく漂う始まりですが、中盤になるころには「レディス」という男、精神病院で行われてることに話の中心は移っていきます。失踪事件から始まった裏で何が進んでいたのか?すべての真実が分かったとき、主人公はある決断をします

◆登場人物
エドワード・・・連邦保安官

ドロレス・・・エドワードの妻

チャック・・・連邦保安官

◆あらすじ <ネタバレあり>
1954年
孤島”シャッターアイランド”にある精神病院で一人の女性患者が脱走した
この捜査にエドワードとチャックがあたることになった。エドワードは今回の捜査を自ら願い出た。それは誰にも言ってない他の目的があった

病院に着くと簡単に病院施設の説明を受けた
A棟・・・男性患者収容
B棟・・・女性患者収容
C棟・・・危険な患者収容

院長から脱走した女性患者・レイチェル・ソランドーの話を聞く
昨晩に脱走。彼女は自分の3人の子を殺していた。家の裏の湖で溺死させていた
彼女はここを病院とは認識できず、職員などに郵便配達人など役をふり、虚構の世界で生きていた

エドワードらは彼女の部屋を見せてもらう。窓には鉄格子、ドアには鍵。どうやって逃げたのか?
部屋を調べると紙切れがあった
”4の法則 67は誰?”
院長にも何のことか分からなかった

エドワードは職員や看護師に聞き込みをするが、これといって何も得られなかった
レイチェルの担当医であるシーアン医師は休暇で島を出ていて話を聞くことは出来なかった

エドワードは院長にレイチェルがどんな治療を受けていたか聞いた
院長が今の精神医学の説明をする
・保守派 外科的治療を支持。ロボトミー手術により病気を治す
・改革派 薬による治療。クロルプロマジンという新薬により病気を治す
・進歩派 患者の話に耳を傾ける。それが心に届き病気が治る
院長は進歩派で、患者に寄り添った治療を行っていた

エドワードは患者に聞き込みを行った。レイチェルのことを聞く一方で
「アンドリュー・レディスを知っているか?」と聞いていた
レディスを知っている患者はいなかった

「アンドリュー・レディスて誰だ?」チャックが聞く
「ヤツは俺と妻が住んでいたアパートの修理人だった。ヤツは放火魔で、アパートに火をつけ燃やし妻は死んだ。その後、この精神病院にいることが分かった」

エドワードは独自にこの病院のことを調べていた。ここでは何かしら人体実験が行われていること。エドワードはすべてを暴く気でいた

理事会で院長らが話していた。エドワードがその理事会に参加する
A棟、B棟が42人、C棟が24人
その言葉にエドワードが反応する。患者数は66人、67人目がいるのでは?院長らは否定する
それから「レイチェル・ソランドーが見つかった」と聞かされた

エドワードらはレイチェルに会いに行った。レイチェルの虚構の世界に付き合えず、エドワードはどう反応していいか分からなかった

エドワードはC棟に忍び込むがレディスはいなかった。そこの患者から灯台の話を聞く。病院にいないなら、灯台にいると聞かされた

エドワードとチャックは灯台に向かうが、もう暗くなり今から行くのは危険だとチャックは止める
エドワードは言うことを聞かず一人で灯台に向かう。だが、潮が満ちており行くことができなかった
周りを見渡すと洞窟から明かりがみえた
そこに行くと、本物のレイチェル・ソランドーがいた。彼女は院長らから逃げていた
彼女から灯台ではロボトミー手術が行われており、この病院の全員がそれを知っていると聞かされた

エドワードはいったん病院に戻り院長にあう
「相棒のチャックを知らないか?」
「君は最初から一人だよ」

エドワードはチャックが連れ去られたと思い灯台へと向かう

<ここから先は完全ネタバレになります>

灯台に行くと院長がデスクに座っていた。エドワードに座るように声をかける
「本物のレイチェルに聞いたぞ。ここで何をやっているのか」
「レイチェルに?それはありえない」
院長はエドワードの震える指先を見る
「禁断症状だな。2年間投与してきた薬・クロルプロマジンを今は投与してないからな」
「何?お前らは俺がボストンにいるときから薬を盛っていたのか?」
「君は患者として2年、ここにいたんだ」
「そんなウソで俺を丸め込めると思うか?」
院長は67人目の受入票をエドワードに見せる
”この患者は知的だが極めて妄想が強い。元連邦保安官、暴力的傾向、現実から目をそらすため、物語を創作し自分の過去から逃避”
「こんなのはウソだ!俺の相棒はどこだ!」
「では別の角度から話そう。きみの奥さんの旧姓はチャナルだね」
院長はボードを見せる
”EDWARD DANIELS ー ANDREW LAEDDIS”
(エドワード ダニエルズ - アンドリュー レディス)
”RACHEL SOLANDO ー DOLORES CHANAL”
(レイチェル ソランドー - ドロレス チャナル)
4つの法則だ
「アンドリュー・レディス、よく見ろ。君が67番目の患者だ。君は訓練も受けており、非常に暴力的で危険だ。だから今回の実験が失敗したらロボトミー手術をせざるをえない」

チャックが部屋に入ってきた
「私は君を2年間みてきたシーアン医師だよ」
院長が言う
「我々は一度、君の妄想を実演すれば矛盾が生じ、正気に戻ると思った」

真実は・・・
ドロレスはうつ病で、アパートに火をつけたのは彼女だった。その後、湖畔の家に引っ越し、彼女が子供3人を溺死させた。3人の子のうち、女の子の名前が”レイチェル”
3人の子の死体の傍で、ドロレスが泣きながらアンドリューに抱きついてきた
「私を楽にして」
アンドリューはドロレスに向かって引き金を引いた

アンドリューは気を失う

目が覚め、アンドリューは現実を受け入れた。今回の実験はうまくいった
だが、経過観察する必要はある

庭でアンドリューが座っている。遠くからは院長がこちらを見ている。シーアン医師が隣にきた
「島を出よう、チャック。この島では何かとんでもないことが起きている」
シーアン医師は遠くにいる院長に向かって首を横に振る

進歩派である院長には残念な結果であった
院長や看護師がアンドリューに向かって歩いてくる。看護師の手には手術道具があった

「どっちがましかな?怪物として生きるか、善人として死ぬか」
そういってアンドリューは院長らの方へ向かって歩いていった
後ろからシーアン医師が声をかけるが振り返ることはなかった