zodli












◆解説・感想
2007年アメリカ映画
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ジェイク・ジレンホール、マーク・ラファロ 他
アメリカ・カリフォルニア州で実際に起きた連続殺人事件をもとに製作されてます。犯人視点の描写はほとんどなく、犯人を追う刑事、関わった記者を中心に物語が進む感じで、サスペンスよりかドラマ的な作りとなってます。現在でも未解決であり見終わっても犯人は分かりません

◆登場人物
ゾディアック 登場人物
◆あらすじ <ネタバレあり>
~1969年7月 カリフォルニア州 バレーホ~
駐車場に車を止め、会話をするマイクとダーリーン
周りには誰もいない
後ろに車が止まる
男が車から出てくる
突然、銃で何発も撃ってきた
ゾディアック あらすじ

バレーホ警察に電話が入る
”カップルが銃で撃たれ死んでいる。去年もガキを二人殺った”
電話は切れた

警察が現場へ駆け付ける
マイクは奇跡的に助かったが
ダーリーンは死んだ

~4週間後 カリフォルニア州 サンフランシスコ~
犯人から新聞社宛に手紙が届く
指示に従い、犯人が作った暗号を紙面に乗せた

パズル好きの老婦人が解いた
「俺は人間を殺すの好きだ。すごく面白い・・・・」

また新聞社宛に手紙が届いた
”ゾディアック”と名が書かれていた

~1969年9月 カリフォルニア州 ナパ~
湖の近くでカップルがナイフで刺される事件が発生した

ナパ警察に電話が入る
”二人死んでいる。犯人は俺だ”
今回も男性は助かったが女性は死んだ

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~1969年10月 カリフォルニア州 サンフランシスコ~
タクシー運転手が銃で撃たれ死亡する事件が発生した
犯人の物と思われる手袋がタクシーの後部座席に落ちていた
指紋も一部採取出来た
トースキー刑事が捜査にあたることになった
ゾディアック あらすじ

ゾディアックから新聞社宛に手紙が届く
”タクシー運転手を殺した。バレーホとナパの事件も俺が殺った”
証拠にタクシー運転手の衣服の一部が同封されていた

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ゾディアックからTV番組に電話出演すると警察に連絡が入った
ベリー弁護士が指名された
逆探知の結果、精神病院からかけられていたことが分かった
ゾディアックとは無関係と判断された

ベリー弁護士宛にゾディアックから手紙が届く
血の付いた服も同封されていた

その後
新聞社宛にも手紙が届く
血のついた服も同封されていた

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~1971年7月 カリフォルニア州 トランス~
警察はチェイニーという男性から重要な証言を得た
「”ゾディアック”という名で警察に手紙を送る。と彼は言っていた」
「その男はたしかにゾディアックといったのですか?」
「はい。1年ほど前にも警察に言いましたが無視されました」
リー・アレンが容疑者として浮上した

警察はリー・アレンが書いた履歴書を入手した
筆跡鑑定を行った
が、材料が少なく判断出来なかった
また、彼は両利きという情報も得た

~1971年8月 カリフォルニア州 ロデオ~
トースキー刑事らはリー・アレンに会いに行った
彼はゾディアック社の時計をしていた
会って話をした印象はグレー
ゾディアック あらすじ

トースキー刑事らはリー・アレンの弟夫婦にも会いに行った
ゾディアックからの手紙のコピーを見せる
「Christmas(クリスマス)」の最後の綴りが「ss」となっている
リー・アレンもゾディアックと同じスペル間違いをしていることが分かった

警察はリー・アレンの更なる筆跡鑑定を行うためサンプル集めを行った

筆跡鑑定人からリー・アレンとゾディアックの筆跡は一致しないと告げられた
サンプルは全て左手で書かれたものだった
トースキー刑事は右手で書いたものを入手すれば筆跡は一致すると考えた
筆跡鑑定人は例え反対の手で書いても、その人物の特徴があると否定的だった
結局、証拠が乏しく捜査令状は取れず、右手で書いたモノを入手することは出来なかった

~1972年9月~
心理学者によると、人格が変わると筆跡も変わることが研究で分かってきた
これにチェイニーの証言
警察はリー・アレンの捜査令状を求めた

捜査令状を取り、リー・アレンの家宅捜索を行った
犯人が着ていたものと同じ服
タクシーにあったのと同じ大きさの手袋
現場に残されていた靴跡と同じ大きさの靴
銃もあった
リー・アレンを署に連行した

鑑定の結果
銃の線条痕、指紋、両手の筆跡、すべて違った
シロだった
トースキー刑事はショックを隠せなかった

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5年後
~1977年10月~
ゾディアック あらすじ
グレイスミスはトースキー刑事に会いに行った
グレイスミスは独自にゾディアックの暗号文を調べていた
それらは暗号本を読めば作れることが分かった
だから、図書館の暗号本の貸し出し記録を調べれば何か分かると思った
すると、暗号本はすべて盗まれていることをつきとめた
「事件解決に協力したい」
「部外者はダメだ。だから”ナパ署のナーロウに会え”とは言えない」

ナーロウに会いに行った
「バレーホ署のバラナックスに会え」

パラナックスに会いに行った
ゾディアック事件の資料を見せてもらった
ゾディアックは事件関係者に無言電話をしていることが分かった

サンフランシスコに戻る
知りえた情報をトースキー刑事に話す
「無言電話はここでも一度あった。捜査上のことでこの先は言えない。ただ、ベリー弁護士に会いに行けば何か聞けるかも」

ベリー弁護士邸に向かった
使用人が電話でゾディアックと話したことがあり話を聞いた
「”誕生日だから人を殺す”と言ってました」
「いつ頃電話で話しました?」
「12月18日から20日あたりです」

家へと帰る
妻が憂鬱そうに待っていた
新聞のコラムにグレイスミスがゾディアック事件の本を執筆していることが載っていた
「これをゾディアックがみたら?」
電話が鳴る
「ゾディアックの正体はリック・マーシャルだ」
ペニーという人物からの電話だった

筆跡鑑定人に会いにいった
「リック・マーシャルの筆跡鑑定は行っていない」

ナーロウに会い行った。彼に聞く
「リック・マーシャルの名に心当たりは?」
「私が一番怪しいと思った容疑者だ。だが、タクシーの指紋と一致しなかった。あの事件でゾディアックは指紋が残らないように手袋をしていたはずだ。なのになぜ指紋を残す?あの指紋は事件とは関係ないかもと思うこともある」

リック・マーシャルが書いた文字を手に入れた
筆跡鑑定を依頼した

結果は非常によく似ている
が、「K」という文字が絶対的に違っていた

~1978年4月~
新聞社にゾディアックから手紙が届く
が、この手紙は偽物で、さらに差出人はトースキー刑事だと疑惑がでた
もちろん彼は否定したが殺人課から外された

グレイスミスはトースキー刑事に会いに行く
相手にされなかった
「もう私は事件から外されたんだ」

グレイスミスの家に無言電話がよくかかってくるようになった
ゾディアックに取り憑かれているグレイスミスを見て、妻は子供を連れ家から出て行ってしまった

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~1979年~
グレイスミスはダーリーンの姉リンダに会うことが出来た
ゾディアック あらすじ

「妹は怪しい男に付きまとわれていた。その男は”人を殺したことがある”と言っていた」
「男の名はリックでは?」
「リックじゃない」
グレイスミスはひつこく食い下がるが否定された
「リックじゃない、リーよ。そう、リーよ」

警察に行く
リー・アレンについては捜査は終了していると言われ相手にされなかった

家に戻る
妻が様子を見に戻ってきた
妻はグレイスミスに資料を渡し、また家から出て行った
グレイスミスは資料に目を通す
リー・アレンの誕生日が12月18日だと分かる

グレイスミスはトースキー刑事の家に行く
相手にされなかった
「犯人はリー・アレンなんだ!」
「どうしてその名を?」
ようやくトースキー刑事は話を聞いてくれた

二人は近くのレストランに行った
「ベリー弁護士の家に”誕生日だから人を殺す”と電話があった。リーの誕生日は12月18日だ。他にもスペル間違い、靴のサイズ、手袋のサイズ、ゾディアックの腕時計」
「状況証拠だけではダメなんだ。血の付いた服とかがないと。家宅捜索したが何も出てこなかった」
「リー・アレンに話をしに行った3日後に引っ越している。証拠隠滅し引っ越したんだ。引っ越し先を家宅捜索しても何もでてこないのは当たり前だ」

二人は事件を振り返る

最初の手紙は1969年7月
その後も手紙は話を聞きに行く日まで続く
リー・アレンはその3日後引っ越しをする
以降の手紙に血のついた服は同封されなくなった

1975年1月にリー・アレンは精神病院に入れられた
その間、ゾディアックからの手紙はない

1977年8月に退院
そのあとゾディアックから手紙が届いた

ダーリーンが殺されてから90分後、ダーリーンの家に無言電話があった
このことからダーリーンとゾディアックは顔見知りという可能性が高い

ではダーリーンとリー・アレンの接点は?
ダーリーンはバレーホにあるパンケーキ店で働いていた
リー・アレンはそこから40mほど離れた母親の家にいた

トースキー刑事はグレイスキルの調査に感心していた
席を立ち、去り際声をかける
「筆跡も指紋も一致しなかったんだ。でも、ありがとう。楽しい食事だった」
ゾディアック あらすじ

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~1991年8月 オンタリオ~
バレーホ署の刑事が行方知れずだったマイクを探し出す
何人かの顔写真を見せる
マイクはリー・アレンを指さした
「コイツだ。22年も前の事だが間違いなくコイツが私を撃った」

マイクの証言でアレンの起訴に動くも、その準備中にアレンが心臓発作で死亡

2002年に行われたリー・アレンのDNA鑑定は不一致
それでも容疑者として外されなかった

トースキー刑事は1989年に警察を退職
1978年の手紙の件は無実と判明

グレイスミスは今も子供たちのよき父である
アレンの死後、無言電話は一切なくなった


~おしまい~