six sence












◆解説・感想
1999年公開 アメリカ映画。監督M・ナイト・シャラマン 出演ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジュエル・オスメント 他。映画開始前に”この映画にはある秘密があります。それをまだ見てない人に言わないようにお願いします。”といったメッセージが表示され、この言葉を裏切らない非常に面白い作品です。ジャンルは幽霊系のホラーですがドラマ要素もあります。当時、映画にはCG技術がどんどん入ってきましたが、幽霊をCGでなくあえて人の演技にこだわった作品でもあります。この作品の予告は100%ホラーという感じでつくりで、そう思って見に行きましたが、見終わった後は全く別の印象が残った作品です

◆登場人物
マルコム・・・精神科医

アンナ・・・マルコムの妻

コール・・・少年

◆ストーリー <ネタバレあり>
自宅
マルコムは精神科医として多くの子供を救う
市民栄誉賞を授かり妻とお祝いをしていた
窓が割られ侵入者がいることに気付く
バスルームに男が立っていた
シックスセンス あらすじ<ネタバレあり>
「君は誰だ?」
「自分の患者も忘れたか、もう10年だ。両親の離婚で心に傷を負っただと!違う!」
「・・ヴィンセント・グレイか」
「俺を救ってくれなかった!」
ヴィンセントは置いていた銃を手にとりマルコムに向けて撃った
そして、自分の頭に銃を向け引き金を引いた

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翌年の秋
マルコムは精神科医として復帰していた
コール少年を診ることになった
両親が離婚、孤立、情緒不安定。ヴィンセントに似ていた

コール少年は一人で遊んでいた
マルコムは自己紹介し話しかけた
少年の手首にいくつもの傷があるのを見た

自宅
マルコムが帰ると妻は先に食事をすませ寝ていた
地下室へ行きコール少年を理解するため勉強する

コール少年の家
コール少年が家に戻るとマルコムが来ていた
母親は料理をしにキッチンへ向かった
「話をしよう」
コール少年は首を横に振る
「じゃあゲームをしよう。答えがイエスなら一歩前へ、ノーなら一歩下がる。やってみる?」
コール少年は頷く

「僕には君を救えないと思っている」
コール少年は一歩前へ進む
「君には秘密がある」
さらに一歩前に進む
だが、次からの質問はすべてノーとなりマルコムから離れていった
「先生はいい人だけど、僕を助けれない」

レストラン
マルコムはアンナとの結婚記念日の食事に遅刻してしまう
アンナは先に食事をしていた
マルコムが向かいに座る
「コール少年はヴィンセントに非常によく似ている。話し方や態度。ヴィンセントを救えなかった償いをしたい」
アンナは黙って聞いていた
マルコムとアンナはうまくいってなかった
「結婚記念日おめでとう」
そう言ってアンナは席を立って先に帰ってしまった

マルコムはその後も何度かコール少年に会い観察を続けた
手首にあった傷は自傷行為ではないかと考えていた

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コール少年の友達の家
誕生日パーティーの最中にコール少年が発作を起こし病院に運ばれた

病院
先生から体にアザがあることを指摘された
母親は虐待なんかしないと否定した
マルコムが見舞いにきた
「どうして先生は寂しいの?」
「なぜそう思う?」
「目を見れば分かる」
「昔マルコムという子供を助ける仕事をしている人がいました。ある日、一人の少年を救うことが出来なかったことを知りました。以後、彼は変わった。奥さんとも距離が出来てしまった。そんな時、彼はある少年と出会った。その子を助けることが出来れば、、、」
「結末は?」
「分からない」
少し間が開いたあと、コール少年は口を開く
「・・・僕、死んだ人が見えるんだ」
「死んだ人?」
「彼らの中には自分は死んだとは思ってない人がいる。その人たちは自分の都合いいように周りが見えるんだ」

マルコムはコール少年の話を聞き病気は深刻だと考えた。幻覚や妄想に捕らわれている
薬や入院の必要性も考えた
自分には助けることが出来ないのでは?と考えた

コール少年の家
母親は息子を抱きかかえ戻っきた
息子をベッドに寝かす
息子の体にアザがあるのを見て友達の仕業ではと思い、やめるよう電話した

学校
マルコムはコール少年に会いに行く
病院で話したことをもっと詳しく知る為に
歩きながら話していたら、突然コール少年は立ち止まった
「突然、寒気が走ることない?」
「ああ」
「彼らが傍にいるとそうなるんだ」
コール少年には彼らが見えていた
マルコムには何も見えなかった

コール少年の家
「おばあさんのペンダントがあなたの机の引き出しにあったわ。あなたがとったの?」
息子は首を横に振る
「じゃあ他に誰がやるの?正直に言ってちょうだい」
また首を横に振る
「もう行って!」
母親はどうしていいか分からず困っていた

マルコムはコール少年に会いに行った
「私は前のように妻と話しがしたい。仕事優先で家庭をないがしろにした。だから君には他の医者を紹介するよ」
「いやだ」
「私には無理だ」
「僕の秘密のことは信じてくれるよね?」
「どう答えていいか分からない」

マルコムは自宅へ帰る
コール少年のことを考えてしまう。ヴィンセントが重ねる
ふと思い出し、ヴィンセントとの電話のやり取りの録音テープを再生する
何度も再生する
何かが聞こえたような気がした
音量を大きくし、もう一度そこを再生する
”死にたくない、死にたくない”
男の声がはいっていた
ヴィンセントもそうだったんだ
コール少年の言っていることを信じた

<ここから完全ネタバレです>

マルコムはコール少年に会いに行った
「彼らは君に助けを求めているんだ」
「どうすればいい?」
「話を聞いてあげるんだ」

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コール少年の前に少女の霊が現れた
最初は怖くていつものように逃げたが勇気を出して少女の霊に近づいた
「僕に何かできる?」

マルコムとコール少年は少女の家へ行った
葬儀が行われていた
少女は病気で亡くなり、少女の妹も体が弱かった
コール少年は少女の部屋に入る
シックスセンス あらすじ<ネタバレあり>
少女の霊は箱を差しだしてきた
コール少年はその箱を少女の父親に手渡した

箱の中にはビデオテープが入っていた
父親はそれをセットし再生する
母親が床洗剤を食事の中に入れ少女に食べさせているのが映っていた
妻のところへいく
「お前が殺したのか」

庭ではコール少年と少女の妹が話していた
「お姉さんは君を救ったんだよ」
「おねえちゃんは戻ってくる?」
「もう戻ってはこない」

コール少年はもう霊を怖がることはなかった
その後も彼らの話を聞いてあげた

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学校
マルコムがコール少年に会いに来た
「コール、君はもう大丈夫だ」
「先生、奥さんと話す方法を教えるよ。眠ってるときに話かけるんだ。僕たちはもう会えないの?」
「ああ、もう十分に話した。今度はお母さんと話すんだ」
「ウソでも”明日、会おう”て言ってよ」
「じゃあ行くよ。明日、会おう」

母親が迎えに来た
「ママに僕の秘密を言うよ」
「どんな?」
「幽霊が見えるんだ。体のアザは霊がやったんだ」
母親は対応に困る
「おばあちゃんがペンダントを持ち出して悪かったと言ってた」
「それはないわ。おばあちゃんはもう亡くなってるのよ」
「おばあちゃんは”ママのダンスを見た”って。ママがまだ小っちゃい時、ダンスの発表会の前にケンカしたことあったでしょ?実は後ろの方から見てたって。ママは輝いてたって」
母親は泣いていた
「それと、お墓に来た時の質問の答えは”もちろんよ”って。ママなんて質問したの?」
「私のこと愛してくれてたの?って聞いたの」

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マルコムが家へ戻ると妻は寝ていた
妻に話かけてみる
「アンナ」
「どうして私を置いてったの?」
「僕はここにいるよ」
何かが床に落ち、転がる音がした
マルコムが見るとそれは指輪だった
妻の左手には指輪はある
自分の左手にあるはずの指輪がない

”自分が死んだとは思ってない”
”周りは都合のいいように見える”
コール少年の言葉が蘇る
あの日、、、ヴィンセントに撃たれた日、、、
私は死んだんだ

「もう行くよ、アンナ。やり残したことがあった」
マルコムは続けて語りかける
「一つは少年を救うこと。もう一つは君に言いたかった。愛しているよ」
「おやすみ、マルコム」
「おやすみ、愛する人よ」
マルコムは旅立っていった

~おしまい~