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◆解説・感想
2018年公開 アメリカ映画。監督アニーシュ・チャガンティ 出演ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ミシェル・ラー 他。失踪した娘を父親が探し求め追っていくサスペンスものですが、この作品の面白いところは、”パソコンの画面上”で物語が進みます。”追っていく”と書きましたが、父親が実際にあちこち走り回るではなく、パソコン上で娘の交友関係を追跡していったりしていく感じです(たまに動きます)。終始パソコン画面を見ることになりますが、しっかりとストーリーも組み込まれていて、とても面白い作品の一つだと思います

◆登場人物
デビッド・・・父

パメラ・・・母。癌で亡くなる

マーゴット・・・娘

ピーター・・・デビッドの弟

ローズマリー・・・刑事

◆ストーリー <ネタバレあり>
パソコン画面が開く
家族との思いでの写真や動画が映し出される
ママの癌が再発したことがメールに書かれていた
ママは入院した。でもいったん家に帰ってこれることになった
”Mom comes home!"とカレンダーに入力した
帰ってくる日は延びた
”Mom comes home!”という言葉を削除した

デビッドは弟ピーターにビデオ通話をする
弟は料理中だった
画面には”ハッパ”が映っていた
「その料理にハッパは入れないよ」デビッドが皮肉を言う
「それ以上言うのはやめてくれ。マーゴットは元気にしてる?」
「ああ、今日は友達の家で生物の勉強会だ。なんでそんなこと聞く?」
「親子の会話があるか心配で」
弟の家に誰か来たようなのでビデオ通話を切った

娘から3回電話が入るが、デビッドは眠っていて電話にでることはなかった

翌朝
デビッドは娘に電話をする。が、娘は出なかった
その後も何度もメッセージを送るが返事はなかった
今日は”金曜”だということに気付いた
「うっかりしてた」
娘は毎週金曜はピアノ教室に通っていた
ピアノ教室に電話をする
「マーゴットの父親です。娘はそちらにいますか?」
「娘さんは半年前にやめてますよ」
「やめた?」
娘とのメッセージのやりとりではピアノのレッスンは順調とあった
「わかりました。失礼しました」
デビッドは電話を切った

娘は学校にも行っていないことが分かり、弟にメッセージを送った
”それは変だな。サボってるだけでは?”
”警察に電話する”
”その前に友達に聞いてみたら?”
デビッドは一人も知らなかった
娘のツイッターやフェイスブックも非公開で何も分からなかった
”兄貴が知らなきゃ誰が知ってる?”

デビッドは妻のアカウントでパソコンを開く
妻のアドレス帳には娘の友達の連絡先がいくつも登録されていた
”幼馴染”と書かれていた友達アイザックの自宅に電話する
アイザックの母親が出た
「マーゴットの父親のデビッドです。娘と連絡がつかなくて。アイザックと話せればと」
「電波が届かないのでは?」
「なぜ?」
「だって山の中だもの。息子、マーゴット、友達、キャンプよ。予定では明日の朝帰ってくるわ」
デビッドは一安心した

アイザックからデビッドに電話が入る
「マーゴットは来ませんでした」
それを聞いてデビッドはすぐに警察に電話した
「娘が行方不明なんです」
「まずは捜索願を。後ほど担当刑事からご連絡します」
サイトで調べると行方不明者が無事保護されるのは五分五分だった

デビッドに電話が入る
「デビッドさんですか?」
「はい」
「娘さんの件に任命されたローズマリーです。親の気持ちはとてもよく分かります。経緯を教えてもらえますか?」
デビッドはローズマリー刑事を検索する
一人息子がいて、表彰も受けたことがあり、元受刑者を支援したりと信頼できそうな刑事だった
刑事は今こちらに向かっている途中だった

確認事項
木曜の夜 勉強会後 マーゴットは帰宅しなかった
夜11時に3回 彼女から着信あり
金曜は学校を欠席
半年間 ピアノ教室を休んでいる

刑事からもっと情報がいると言われ、デビッドは娘のパソコンを起動する
フェイスブックを開く
”友達”登録している人たちに連絡を取り木曜、金曜の行動確認をしていく
ローズマリー刑事も家に到着し、マーゴットの木曜の足取りを調べにいった

デビッドがマーゴットの”友達”に聞いていくうちに分かってきた
娘は独りぼっちだったと
アイザックがキャンプに誘ったのも、母親を失ったことを思ってのことだった。”一応”友達だった

デビッドは”生物研究グループ”のファイルを捜し、その一人に連絡を取る
「木曜の夜は君の家で勉強会?」
「はい」
「娘はいた?」
「9時までいました。彼女は9時に家を出ました」
「娘とは友達だろ?」
「そんなに仲が良いと言うわけでは。。。彼女は勉強ができて助かるので。。」

ローズマリー刑事から、マーゴットは一人で車に乗って街の外へ向かっている映像が確認されたと連絡が入った

デビッドが娘の銀行口座を調べると、ピアノレッスン料を預金し、6日前に2500ドルを送金していることが分かった。相手先のユーザーは解約済みで分からなかった

デビッドにローズマリー刑事から電話が入る
警察の調べで送金先は”マーゴット自身”だということが分かった。それと偽造IDも作成していた
「可能性として娘さんは逃げたのかも」
「それなら、なぜ夜中に3回も電話してくる? 娘は逃亡なんかしない」
そう言って電話を切った

娘は”ユーキャスト”という動画配信をしていて、保存データがあったのでそれを視聴する
”ハンナ”というウエイトレスの女性とよくチャットしていた

ローズマリー刑事はアカウント情報から”ハンナ”に確認をとったが、彼女は関係ないことが分かった
デビッドは娘の配信を見て、自分が娘のことを全く理解していなかったことにショックをうけていた

デビッドは娘の配信の中で、どこかの湖で配信しているのを見て、その湖がどこか調べた
娘が車に乗って確認されたところから5分で着く湖だった
すぐにローズマリー刑事に電話して、自分もその湖へ向かった

デビッドはそこで娘のキーホルダーを見つけた

翌日
湖に沈んだ車が発見された
デビッドは祈りながら、引き上げられる車を見ていた。娘が乗っていた車だった。中は無人だった。ただ、血痕が見つかった。警察は誘拐事件と断定した

ボランティアも含め、湖の周辺で大規模な捜索が行われたが、マーゴットは見つからなかった

引き上げられた車の中の写真がアップされていた
デビッドがそれを見ているとイルカのロゴマークが入った服が写っていることに気付いた
弟も同じロゴマークの服を着ていた
娘と弟はメッセージのやり取りで度々会っていることが分かった

<ここから完全ネタバレです>

デビッドは弟に会いに行った
「娘と度々会ってただろ?最後はいつ会った?」
「いつだったかな・・・。事件の話はやめよう」
「”きのうは楽しかった”メッセージの内容だ。娘に何をした?」
「・・・ハッパだ。一緒に吸ってた」
「ハッパだけか?」
「ハッパだけだ。本当だ。事件には関係ないと思って黙ってた」
「それでも兄弟か?」
「なら聞くがなぜ彼女がピアノをやめたか知ってるか?母親を思い出すからだ」
「俺じゃなく、なぜお前に娘が言う?」
「兄貴が避けるからだ。パメラが亡くなってから兄貴は全くパメラのことを話さなくなった。マーゴットは母のことを話したがっていた」
ローズマリー刑事から留守電が入っていた
犯人が捕まったと
メッセージ内容を全て聞き、デビッドは膝を落とし泣いた

ニュースで失踪から5日たち、マーゴットの死亡が認定されたと報道されていた
カートフという前科持ちの男が、ネットで自白を公開した後、自ら命を絶ったと報道されていた

デビッドは”メモリアルワン”というネット上の葬儀サービスに思い出の動画などをアップした
”Thank you”と表示され女性の画像が表示される
どこかでみた女性の顔だった
デビッドはどこで見たか、いろんなファイルを捜す
”ハンナ”だった

調べるとハンナは写真モデルだった
デビッドはすぐにハンナに連絡をとった
「娘のマーゴットとネットで話してましたよね?」
「仕事の話はエージェントにお願いします」
「刑事と話しましたよね?ローズマリー刑事です。4日前にあなたに電話をしているはずです」
「何のことです?」
「娘と”ユーキャスト”で会話してますよね?」
「ユーキャストて何?」

デビッドは警察に電話する
「ローズマリー刑事につないでもらえますか?」
「出来ません。何の件です?」
「マーゴットのことで」
「娘さんのことは残念です。ローズマリー刑事はこの件を志願して、、、」
「ちょっと待って。志願した?任命されたんですよね?」
「いいえ、志願しました。今彼女とつながりませんが、おそらくマーゴットの追悼式に行っているかと」
デビッドはもう一度ローズマリーのフェイスブックなどを調べる
前科者支援の写真に自白した男が写っていた
デビッドは今自分が知っていることの詳細を告げ、すぐに追悼式に向かった

デビッドはローズマリー刑事を見つける
警察がローズマリー刑事を囲む

取調室
「マーゴットが失踪した日に何があった?」
「息子から電話がありました。”女の子を渓谷に落としてしまった”と。半年前、息子はマーゴットを見つけました。小学校のときから彼女のことが好きでした。」
「それで?」
「別人になりすまし架空の話をした。例えば母が病気とか。彼女はお金を送金してくれました。正直に話そうとあの日、息子は彼女をつけた。彼女は車でマリファナをやってた」
「それで?」
「息子を見るなり、叩いたり叫んだり、息子は思わず押してしまって、、、彼女は渓谷に消えた」
「渓谷には下りてみた?」
「険しくて無理でした。もう彼女は死んだと思いました」
「それで偽装を?」
「はい。捜査の指揮をとりいくつもの偽装を行いました。彼女が落ちた渓谷は捜索済みにして、人を近づけないようにしました」
「そして、いずれ遺体は発見される。カートフに麻薬をやらせて偽証させた。カートフは本当に自殺ですか?」
「息子の為です。息子は刑務所に耐えられない」

5日間、水なしで普通は生きられない
ローズマリー刑事は追悼式から署に連行される途中にすべてを話した。デビッドが言う
「2日間だ。水がなかったのは2日間だ」
車は署へ向かわず湖へ方向転換した。嵐がきて雨が降った日があった

マーゴットが落ちたとされる渓谷の捜索が行われた
下に降りた救助隊が登ってくる
タンカにマーゴットを乗せ引き上げられる。生死は不明だった
デビッドが近くに駆け寄る

マーゴットは生きていた

後日
デビッドとマーゴットはメッセージでやりとりをする
マーゴットはピアノを再開し音楽学院のピアノ科に出願していた。今は結果待ちだ
”パパはお前のことを誇りに思ってる。ママもそう思ってるはずだよ””
”ありがとう パパ”

~おしまい~